■元電通マン【藤沢涼】の挑戦

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クリスマスに思う「宗教観」と「仕事観」

2016年12月23日

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本日、めでたく4歳の誕生日を迎えた息子が、

クリスマスツリーをバックに夫婦2ショットを撮影し、

アプリで加工して素敵な写真に仕上げてくれました。

 

何気ない日常を素敵な思い出に変換してくれて、

いつの間にか、こんなに成長してくれた息子のことが、

とても愛おしい毎日です。

 

今夜は、4年間幸せを与えてくれた息子の誕生日を

盛大にお祝いしたいと思います^^

 

さて、明日、明後日の土日、クリスマスイベントが

各地で盛り上がるかと思います。

 

キリスト教ではない日本人がクリスマスを楽しむことに

否定的なご見解を持つ方もいらっしゃいますが、

私は少し、違う見方をしています。

 

日本人は「無宗教」と言われますが、

特定の宗教に帰依していなくても、

宗教心が無意識に沈殿していて、「生きる所作」として、

生活の隅々に溶け込んでいると考えているのです。

 

たとえば、食事をいただく時には、

「命をいただく」ことに敬意を表し、

必ず「いただきます」と言う文化があります。

 

知人から最近の様子を聞かれると

「おかげさまで」と言うのも、

「お陰=神仏の加護」を常に意識してきたからこそです。

 

薄い宗教心なのに、無意識のうちに、

宗教的な生活を送っているのが、

言動の一致しない矛盾する日本人らしさです。

 

また、ユダヤ教、キリスト教では、

労働とは神との接触を失ったための「罰」

と考えられているのに対し、日本人は、

労働を通して、神との接触をする民族です。

 

5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を重んじ、

働く場を「神聖な場」とみなす日本人は、

掃除をして清潔に保ち、道具を大切にして、

完璧へのこだわりを持ちます。

 

そのような様子を

日本企業の工場で見たスティーブ・ジョブズは、

大変感動し、自社工場の建設の際に

大いに参考にしたと言われます。

 

宗教性を含みつつ、無宗教的であり、

グレーゾーンの領域で胎動するのが、

日本人が元々持っている強みだと感じるのです。

 

クリスマスには、個々人で宗教を振り返り、

日本人としての生き方を見つめるようにしたいですね。

 

このように、

「宗教」も学べば学ぶほどに面白いですが、

それ以上に人生にインパクトを与えるのが、

「心理学」だと考えています。

 

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藤沢涼

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