元電通マン・フリーエージェントの先輩
※藤沢涼は今何位??
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「さとなお」こと佐藤尚之氏をご存知でしょうか。
電通の先輩で、私より1年前に、
フリーエージェントになられた方です。
さとなお氏は、1995年8月に
個人サイト「www.さとなお.com」を立ち上げました。
当時まだ個人サイトはとても少なく、
ほぼ創世記に近い頃です。
当時から今まで、
ほぼ毎日更新しているサイトとしては
日本最古の個人サイトと言われています。
ページへのアクセスは、
5年目の2000年11月17日に100万人、
2003年5月30日には500万人、
2005年4月17日には1000万人、
2007年7月11日には2000万人を突破し、
今では1日のページビューが
3万に到達しています。
さとなお氏は、
広告業界の最先端のマーケティングを駆使し、
「SIPS」という用語を産み出しました。
この「SIPS」とは、
ソーシャルメディアの普及を前提にした
新しい消費行動プロセスの考え方です。
それまでは消費行動プロセスとして、
古くから言われている「AIDMA」や、
インターネット登場後の
「検索」と「情報共有」にスポットを当てた
「AISAS」などが提唱されてきました。
それがソーシャルメディア普及後は、
(Sympathize/共感する)→
(Identify/確認する)→
(Participate/参加する)→
(Share & Spread/共有・拡散する)
というプロセスに変わっていくと説き、
時代の変化を示しました。
私は、さとなお氏が電通にいた頃から、
社内の大ホールでの講演を何度か拝聴し、
勉強させて頂いていました。
突然の退社には驚きましたが、
さとなお氏が「個」として活躍する姿に、
大きな刺激を頂いたのは間違いありません。
そして、そんなさとなお氏が、
退社時に残したメッセージを見付け、
私が退社した時の気持ちに近く、
大変共感したので、ご紹介します。
——
ここ数年、
ソーシャルメディアを中心に
いろいろと活動を広げていくうちに、
リアルとバーチャル、
公と私の境目がどんどん
曖昧になってきました。
そして、ソーシャルメディア上で
より活動範囲を広げようとするとき、
どうしても組織人でいることの矛盾が
出てきてしまいました。
もっと自由に動きたいし、
いま動かなければ後悔する!
そんな想いが膨らみ続けました。
電通にいてできることも沢山ありますが
(かなり自由にさせてもらっていましたし)、
もう腰を据えて「個」に戻り、
一から活動を始めよう。
そう思ったのでした。
ただ、ボクは電通という会社を
かなり愛しているので、
相当悩んだのも確かです。
でも、こうして外から
電通と連携するカタチが整ったので、
決心することにしました。
——
私は「外から電通と連携するカタチ」を
整えず、先に飛び出しました。
そして、飛び出した先で結果を出し、
改めて、連携を模索しているのです。
さとなお氏をお手本に、
「元電通マン・フリーエージェント」として、
飛躍していきたいと考えております。
藤沢涼
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