一を聞いて一を完全に行う
2012年11月30日
※藤沢涼は今何位??
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「一を聞いて十をやれ!」
と良く言われます。
しかし、それは一部の
才能を持った人間こそが為せる業。
組織の中では、
そこまで背伸びをしなくとも、
一を聞いて一を完全に行うことが
とても大切です。
一を聞いて一を行えない者がいると、
歯車の回転が止まり、
組織全体が停止してしまいます。
歯車自体はどんなに小さくても、
回ることこそが、生命線なのです。
「鬼十則」を作った
電通の4代目社長・吉田秀雄氏は、
「責任三カ条」の中でこう述べています。
一を聞いて十を知り、
これを行う叡智と才能がないならば、
一を聞いて一を完全に行う
注意力と責任感を持たねばならぬ。
一を聞いて十を誤る如き者は
百害あって一利ない。
正に組織活動の癌である。
削除せらるべきである。
「一を聞いて十を誤る如き者」は、
「削除せらるべき」。
恐ろしい言葉ですが、
ちゃんと回転しないどころか、
斜めになって噛み合わなかったり、
逆に回転してしまうような歯車は、
取り外さざるを得ないですね。
「一を聞いて一を完全に行う」
「一」に意識を集中し、
「完全」を目指す先に、
「十」が見えてくるのです。
目の前に与えられた「一」の仕事を、
完全に達成することから、
はじめていきましょう。
藤沢涼
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