■元電通マン【藤沢涼】の挑戦

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「最高」と「最低」のシナリオを描く

2016年01月22日

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tsubasa0122

 

新たな挑戦をする際、「最高」と「最低」、

両方の仮説を立てるべきだと考えています。

 

例えば、投資の世界では、最低の仮説を考え、

それに対応する準備をしておかなければ、

数百万円、数千万円という多額のお金を

一瞬にして失うケースがあります。

 

どこまでリスクがとれるかと言う

「一線」を用意しておかなければ、

冷静に損切りすることが

できなくなってしまうのです。

 

「最高」の仮説しか用意していないことで、

想定していなかった現実に混乱し、

「こんなはずは無い、、、」

と損失が膨らんで、後戻りできない程の

致命傷を負うということです。

 

年始からの波乱の株式相場でも、

大きな損害を被った方が

多くいらっしゃるようです。

 

今後、

そのような失敗を繰り返さないためにも、

「最高」の仮説だけを信じるのではなく、

「最低」の仮説も同時に描き、

事前に対応策を考えて頂きたいと思います。

 

ビジネスにおいても、全く同じです。

 

損失が出る場合の仮説を立てて、

どこまで損失を負うことができるかを

事前に決めておくことです。

 

このことは、

セブンイレブンの鈴木敏文氏も

 

「損の限度額を決めておけば、

 いくらでも、色んなことを試せる」

 

と表現されています。

 

 

また、

日本マクドナルド創業者の藤田田氏も、

 

「ベンチャーをやるなら、

 全財産の3分の1を使ってチャレンジせよ。

 そうすれば、3回失敗できる」

 

と語っていらっしゃいますね。

 

ただ、思考の力は大きいので、

あまり「最低」を考え過ぎると

本当にその流れに導かれてしまうことは

ご注意頂きたいと思います。

 

ですから、

「最低」と「最高」のシナリオを描いた上で、

実際に動く時には

「最高」のシナリオにフォーカスし、

全力で実践していくというのが

正しい処方箋だと言えるでしょう。

 

インターネットを活用すれば、

ビジネスのリスクは限りなくゼロに近付きます。

 

つまり、「最低」も、

リアルビジネスに比べると

全く恐れることはありません。

 

リスクを小さく、

限りなく小さくしてくれた現代文明に

心から感謝しながら、

「最高」のシナリオに向かって

果敢にチャレンジしたいですね。

 

 

 

 

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藤沢涼

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