金持ち減税、貧乏増税
※藤沢涼は今何位？？
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納税は国民の義務です。
しかし、昨今の失政による増税で、
納税に嫌気が差している方も
多いのではないでしょうか？
そう考えながらも、
税金は勝手に取られるものだ、
と諦めていたら、政府の思う壺です。
日本には、出来るだけ税を抑える
努力をしている人がいる一方で、
収入を完全に捕捉され、
根こそぎ取られている人がいます。
それが、サラリーマンです。
日本はほとんどが
サラリーマンなので、
国は大した努力もせずに、
源泉徴収という仕組みで
税を取り上げることが出来ています。
私が会社員だった頃、
もう定年直前の先輩が、
「俺ってこんなに
所得税払ってたんだ・・・。」
と言っているのを聞いて、
悲しい気持ちになりました。
日本のサラリーマンは、
税を取られている意識も
持てない程に、
巧妙に徴収されている、
ということです。
そして、過去20年間、
日本では金持ちが減税され、
貧乏が増税され続けています。
高額所得者の税率は
実質半分近くに下げられ、
一方で、各種所得控除の廃止、
社会保険料の値上げなどで、
中流以下の層は
家計を大きく圧迫されています。
例えば、健康保険料などは、
年間60万円が上限です。
数億円の所得があっても、
60万円以上を払う必要がありません。
もし、この高額所得者の
頭打ち制度を廃止すれば、
社会保険料の財源は
かなり楽になりますが、
それをせずに
低所得者からの社会保険料を
引き上げ続けているのが
日本政府なのです。
4月に増税される消費税も、
収入の多寡に関わらず
一律に上げられる訳ですから、
低所得者の方が圧倒的に
痛みを味わう訳です。
税金は、取りやすいところから
取られているのです。
逆に、声の大きな業界団体は、
かなり得をしています。
農業組合で結束をしている農家は、
つい最近まで概算での申告でOKであり、
農地の相続において
事実上、相続税が免除されるなど、
圧倒的な節税が可能です。
日本医師会という
最強の圧力団体を持つ開業医は、
領収書の有り無しに関わらず、
収入の7割を経費として認められ、
医療法人を作れば相続税は
ほとんど免除されます。
声の大きな人達が
無税で笑っている一方、
声の小さなサラリーマンは、
とことん取られているのが現状です。
「それでも、先進国の中では
税負担率が低い」
という声もありますが、
日本は「裏の税」のようなものが
たくさんあります。
先日取り上げた「NHKの受信料」も、
テレビ税のようなものです。
年間数万円の税金と考えると、
低所得者への負担は
かなり大きいと言えるでしょう。
自動車の車検も義務ですが、
これも3年で10万円の税金と言えます。
更には、高速道路、
電気料金、水道料金などの
公共料金も、日本は先進国内で
非常に高いのです。
あなたがサラリーマンなら、
重税国家日本の中で、
このまま税をむしり取られ続けますか？
ちなみに、
サラリーマンでありながらも
節税する方法はいくつかあります。
不動産投資による
損益通算などですね。
ただ、私は、
「起業」をお薦めします。
より多くの事を早期に
学ぶことが出来ますからね。
混迷の時代。
個人で生きていく力を、
しっかり身に付けていきましょう。
【Ryo’s Video】
・vol.1 「コミュニケーションデザイナーになろう」
→ http://fujisawa-ryo.com/?p=2793
・vol.2 「電通SIPSの考察」
→ http://fujisawa-ryo.com/?p=2802
【Ryo’s Voice】
・vol.1 「情報業界ってどうなの？」
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・vol.2 「就職はすべきかどうか？」
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藤沢涼
