日本はデフォルトするか vol.2
以前の記事「日本はデフォルトするか」
に関して、引き続き考察します。
日本の、
国と地方を合わせた債務残高は、
GDPの200%近くに達しています。
これは先進国の中でも、
圧倒的に高い比率です。
これによって
日本国債の暴落や
日本のギリシャ化懸念が指摘され、
また、これが消費税増税導入の
大きな理由付けになっています。
しかし、
果たして本当に
日本の財政は
危険なのでしょうか?
もちろん、
今の日本の財政は、
良い状態では無く、
これ以上の悪化に
歯止めをかけなくては
ならないことは事実です。
しかしながら、
今すぐ財政的破綻の
懸念が生じるとは
言えないと考えています。
さて、
日本破綻論者が、
「近いうちに、金利が暴騰する」
と言いますが、
この点を考察しましょう。
日本の財政状況を
過去から振り返ると、
20年ほど前の債務残高は、
今の1/3程度です。
つまり、
この20年で3倍にも
膨れ上がったのですが、
果たしてこの間、
金利はどの位上昇したでしょうか?
実は、
長期金利は
5%前後から1%前後へと、
大きく低下しているのです。
財政が悪化すれば
国債は暴落
(金利は上昇)するという説は、
全く説得力を持ちませんね。
「ギリシャのようになる」
というのも、
日本とギリシャを同様に扱うこと自体、
間違っています。
ユーロという単一通貨は、
異なる財政主体(国債)が
存在していますから、
単一通貨(円)の
単一財政の日本と
同一視すること自体、
おかしいことなのです。
皆さん、
マスメディアには
嘘がたくさんあります。
騙されないようにしましょうね。
藤沢涼
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