「自己愛」と「モンスターペアレント」
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藤沢涼が、光栄なことに、◯位です！！
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娘が私の抱っこではしばらく泣き止まず、
妻にバトンタッチした途端にすぐ泣き止む、
ということが頻繁にあります。
母親は父親に比べて、
お腹の中で一緒に過ごした10月10日があり、
そのハンディキャップは大きい、、、
という慰めのお言葉を以前お聞きして、
当時は納得もしたのですが、
まだ半年の娘だけではなく、
もうすぐ4歳になる息子の様子を見ても、
母親には絶対に勝てないと感じます。
やはり、母性はとても偉大なのです。
父親がどれだけ頑張っても、
母の「大きな愛」には敵いません。
ですから、母親と平等に育児を分担すると願った
私の思いはおこがましいことで、
母親の力を少しでも支えていくというスタンスが
ちょうど良いのかな？と感じる今日この頃です。
つまり、「母親の代わり」になることは難しいですが、
子供が常に求める母親を少しでも助けられるよう、
一緒に過ごす時間をできるだけ長くして、
微力ながらもサポートするのが、私の務めだと思います。
さて、息子の幼稚園を調べる中で、
社会の中に「モンスターペアレント」が
急増していることを知りました。
新聞やワイドショーなどでは見聞きしていましたが、
実際に、社会の中で大きな問題になっているようです。
子供が少し怪我をしたり、
友達と喧嘩をしてしまっただけで、それをすぐに、
幼稚園の責任として押し付ける親が多く、
幼稚園の先生達は、それが原因でうつ病になるなど、
精神的な負担がとても大きくなっています。
そのような状況に感じるのは、
現代の「他責」のエスカレートです。
自己愛が大きくなればなるほど、
現実とのギャップが出た時に、
それを社会の誰かのせいにしてしまう。
この幼児性が、社会を歪めているように思います。
成功した有名人が、薬物中毒になってしまうのも、
自己愛で描くイメージと、現実にギャップが発生し、
その現実から逃避しようとするからです。
自己愛が大きくなり過ぎると、いつか、
自分か他人、誰かを傷付けることになる。
このことは、これから育児をする中で、
自戒の念も込めて、意識しなければいけないと思います。
今日も娘が泣き止まないのは、
私が完全ではないことを教えてくれ、
そして、周囲の誰もが完全ではないことを
示唆してくれているように感じるのです。
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藤沢涼
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