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欧州危機再燃

2012年05月11日

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欧州において、
危機の再燃不安が
強まっています。

フランスにおける大統領選挙は、
「緊縮財政」を国民が否定、
サルコジ氏が破れ、
オランド氏が勝利しました。

また、ギリシャでは、
金融支援を受けるために、
厳しい財政緊縮と増税を
導入するはずの二大政党が惨敗しました。

ユーロにおける懸念は、
第二波に突入したと言えるでしょう。

ユーロ圏から離脱することなく、
財政援助を乞うために、
厳しい緊縮を約束したギリシャでしたが、
案の定、国民の多くは反対でした。

つまり、

「中長期的な国の将来も大事だけど、
今の生活を犠牲にしてまでは考えられない」

ということですね。

ギリシャの楽天的で放漫な体質、
そして国民性はいかがなものか?ですが、
それだけ、相当な厳しい抑圧策が
強いられるはずだったに違いありません。

このギリシャの動向も非常に重要ですが、
ドイツと並んでユーロの優等生、
フランスの選挙結果は、
ある意味ユーロの信認を大きく低下させ、
そのプレゼンスを
危うくしかねない出来事、
と考えています。

こういったユーロの状況、
つまりそのプレゼンスの低下は、
当然ユーロ安を招きます。

ユーロ/ドルで
1.30ドルを割るまで下落してきましたが、
これはこの欧州危機再燃を
素直に表した形でしょう。

また、米国では、
先週発表された雇用統計において、
非農業者雇用者数が悪化、
株価は大きく下げています。

追加量的緩和政策(QE3)が
実施される可能性は極めて高くなったと
考えています。

新聞等では、
日米金利差の縮小も限界に来ている為、
79-80円からの円高は
進みにくいといったコメントが
掲載されていますが、
経済の脆弱さが
浮き彫りになっている米国にとって、
ドル安基調の維持は
景気回復の最低条件でしょう。

QE3がいよいよ実施され、
また、ユーロの下落も顕著な動きとなれば、
円の独歩高の可能性も
否定できないと考えられます。

近々、
円高基調が鮮明となり、
先を読む市場において、
早々75円を目指す動きが
出てくるはずです。

そして、
この円高を阻止するのは、
財務賞による「円売」介入でなく、
日銀によるより一層の
量的緩和で阻止すべきでしょう。

日銀の大胆な量的緩和策を
期待したいと思います。

藤沢涼

 


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