■元電通マン【藤沢涼】の挑戦

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最高の能力を引き出す「フロー」

2015年04月06日

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papa0407

 

宮本武蔵は「五輪書」という兵法書に、

「人は揺らぎ、とらわれると死ぬ。」

と表記しています。

 

真剣で戦っていた時代、

ノンフロー(集中力を欠いた状態)で

パフォーマンスの質が下がってしまったら、

それは即刻、「死」を意味していた

ということです。

 

現代でも、

イチロー選手のバッティングや、

羽生名人が将棋を指す姿を見ると、

フロー(完璧な集中力)状態に

入っていることが分かりますね。

 

他人と違う成果を出すためには、

目の前の活動に完璧に没頭できる

「フロー」状態を創り出すことが

必要だということです。

 

私も、これまでの人生で

何度かフローを経験しています。

 

例えば、

バスケットボール部だった中学生時代、

一人で残って練習を続け、気が付くと、

3ポイントシュートを何度でも、

目を閉じたままで入れられるように

なっていました。

 

大学受験の時は、

時間が止まったように集中して、

ふと時計を見ると5時間勉強していた、

というようなこともありました。

 

今、当時のようなバスケのプレーや、

勉強への集中力を出せるかと言われると、

それは難しいと思います。

 

何故なら、当時は

目の前のことに「本気」だからこそ、

できたことだからです。

 

私達は幸運なことに、

フローにならなくても

死なない時代に生きています。

 

しかし、だからこそ、

本気になることが出来ないとも

考えられますね。

 

そのような中で、

他者よりも優れた成果を出すために、

私達は自ら、フロー状態に導かなければ

いけません。

 

その為に、ノンフローに導くような

無駄なモノやコトを削ぎ落として、

目の前のことに「本気」になる習慣を

付けていくべきですね。

 

そして、フローになっている方達の

言動を参考にしながら、

自分なりのフローへのスイッチを

探っていきましょう。

 

 

藤沢涼

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