アサヒビール躍進の秘密
※藤沢涼は今何位??
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1970年代、ビール業界は
キリンの独占状態でした。
キリン1社でシェア60%以上を誇り、
当時のアサヒは10%を切る程の
苦境に陥っていたのです。
長年、ビールと言えば「キリン」
という時代が続いていたのですね。
しかし、1987年、
「アサヒスーパードライ」が発売され、
これが瞬く間に大ヒットに。
アサヒは毎年シェアを奪い続け、
ついに、2001年には首位を奪還します。
その後、両社はトップ2として拮抗し、
2009年にはキリンが1位に返り咲くなど、
良きライバルとして戦い続けています。
2012年のデータでは、
アサヒビール:37.5%
キリンビール:35.6%
と、僅かながら、
アサヒの勝利となっていますね。
そんなアサヒビールが、
ここまで躍進して来た秘密を聞いて、
私は感銘を受けました。
それは、キリンに大敗していた時代、
当時の樋口社長が
巨大な「先人の碑」を建て、
アサヒビール社員の諸先輩に対して
心から感謝の意を表したそうです。
100年以上の歴史のある会社ですから、
多くの方達の努力が、今に繋がっている、
という当たり前のことに
しっかりと向き合ったのですね。
日々、その碑を丁寧に掃除し、
供養し続け、そのような姿勢を
社員全員に浸透させたところ、
大躍進が始まったとのこと。
熱烈な感謝報恩の心が、
人を動かし、天地神明までも
動かしたということですね。
アサヒビールと言えば、
1989年に吾妻橋に竣工した
スーパードライホールが有名。
本来は縦に立たせる予定だった
炎のオブジェが、建築基準法の関係で
横に寝せることになったと言われており、
その真贋は定かではありません。
形を見て、からかうような評価も
多く見られますね。
しかし私は、
「先人の碑」のエピソードを聞いてからは、
アサヒビールの先人達の魂が集結して、
煌煌と輝いているように感じます。
大きく成功している人や企業は、
先人を敬い、心から大切にしています。
そのような姿勢は、
絶対に忘れてはいけない。
自分への戒めの為にも、
しっかりと覚えておきたいですね。
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藤沢涼
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