■元電通マン【藤沢涼】の挑戦

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金閣寺、清水寺に救われた日々

2016年01月27日

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20代で京都太秦の撮影現場に入った当初、

京都の方々はとても怖い存在でした。

 

ドライで、排他的で、ガラが悪く、

若い私に真剣に向き合ってくれる方は

全くいないと感じていました。

 

スタッフ間の喧嘩も頻繁にあり、

怒号が飛び交う度に、

胃がキリキリ痛む、、、

そんな日々を送っていたのです。

 

視聴者として見ると、

とても温かい番組である「水戸黄門」も、

現場では揉めることが多くありました。

 

・演じる「俳優」

 

・放送する「TBS」

 

・制作する「東映太秦映像」

 

・番組提供する「松下電器(現パナソニック)」

 

それぞれに思惑があり、

時にそれらが交錯することで

現場に多大なストレスが溜まります。

 

その時、それを解決する役回りは、

広告代理店である電通の、

現場担当=私だったのです。

 

その様相は、

「板挟み」ではなく、「四面楚歌」。

 

20代前半の私にとって、

あまりにも荷が重い仕事でした。

 

ですから、時々、

現場から逃げるようにして、

金閣寺や清水寺の壮大な景観を眺めに行き、

心を落ち着かせていたことを思い出します。

 

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その後、

未熟ながらも一生懸命奮闘する私を見て、

京都の方々も少しずつ心を開いてくださり、

番組担当後半には、「心の友」のように

とても優しく接してくださいました。

 

このようにして

絆をとても大切にされる姿勢を見て、

最初は苦手だった京都の方や京言葉を、

私は愛するようになったのです。

 

快晴に恵まれた中、

久しぶりに金閣寺、清水寺を訪れ、

これらの場所が大切なことを

思い出させてくれました。

 

当時の関係各位の皆様には改めて、

感謝申し上げたいと思います。

 

お寺巡りの後は、京友禅を初体験しました。

 

元禄時代から続く京都の文化を

この手で実際に味わえて、

素晴らしい経験となりました。

 

私は、妻、息子、私、

それぞれの干支の絵を描いた

ハンカチを作りましたよ^^

 

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最後に、「北山モノリス」という

デザイナーズ空間で頂いた懐石料理も、

とても素晴らしかったです。

 

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さて、明日は私の誕生日です。

 

ご報告させて頂きたいことがありますので、

また明日もご覧になってくださいね!

 

 

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