士農工商の弊害
2013年05月14日
※藤沢涼は今何位??
社長ブログランキングへ
「お客様は神様です。」
顧客を大事にする姿勢は
評価すべきです。
しかし、「売る」方が下で、
「買う」方が上という認識は、
士農工商の弊害でもあります。
私は電通時代、
広告主の奴隷に徹する同僚を
数多く見て来ました。
広告主の命令は絶対で、
徹底的にサービスを続ける。
盛り上げる為に
無理してお酒を飲んで、
朝まで延々とお付き合いして・・・
挙句の果てには
肝臓を壊したり、
精神に疾患を抱えたりする。
電通だけではなく、
他の広告代理店も同じでしょう。
そして、他業種の営業マンも
同様の環境だと思います。
このような、
B to Bビジネスだけでなく、
B to Cの現場でも、
「お客様の方が偉い」
という習慣が横行しています。
お客様窓口では、
罵声を浴びせる方へも、
丁寧に接することが
美徳とされています。
どんなに酷い言い様でも、
お客様の方が圧倒的に偉いので、
売り手は常に我慢しなければ
いけないのです。
このような行き過ぎた商習慣は、
士農工商によって
商人が見下されている名残です。
商人差別のもとでは、
営業マン、販売員、接客業、
すべての「セールス」に関わる人が、
「売る」ことに情熱を保てません。
「売る」ことが出来ることは、
本来はもっと敬われるべきです。
そのことが、お金を循環させ、
経済を支えているからです。
「売る」ことが無い役人が
一番偉いという風潮が
無くならない限り、
日本の繁栄はやってきません。
誇りを持って、「売る」。
本物を売る。
そうして、
経済を活性化させましょう。
【無料】月収300万円メール講座(全30回)
藤沢涼
Comments
Powered by Facebook Comments
コメント
トラックバックURL: