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「児童手当」世帯合算所得基準で支給減額へ

2017年12月17日

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厚労省、財務省、内閣府が、またまた意味不明な

「児童手当の見直し」をすると報じられました。

 

現在は世帯で最も稼ぎの多い人の所得をもとに

支給額を決めている制度を、世帯合算の所得で

判定する方式に切り替えるのです。

 

これにより、共働き夫婦などは確実に減額となる上に、

財務省は所得制限の特例措置の廃止も主張しており、

日本が「少子化対策」をする気があるのか、甚だ疑問です。

 

これでは、日本の未来をどうしたいのか、、、

全く見えないと感じます。

 

私の友人の中には、夫が高い所得を得ていて、

それでも都心で子育てをするのは大変なので

奥様が年収300-400万円程度の仕事をしている、

という世帯がとても多くあります。

 

これから子どもを授かることを願っていたり、

「もう1人」を検討しているこのような世帯にとって、

最近の政策は明らかに、

新たな命を生む未来にはつながっていません。

 

今の日本の政治においては、

安心して子どもを産み、育てる社会にすることが、

「最大の使命」ではないでしょうか。

 

選挙後に、次々と発表される国の方針は、

この国で子どもを産んで育てたいと願う人達に、

寄り添うような施策だと言えるでしょうか。

 

どこかに予算を設けるためには、

別のところから付け替える必要があるのは理解できます。

 

しかしながら、いくら平均より高所得とは言え

「子どもを願う世帯」から、子どもを育てていくための

大切なお金を奪っていくことは、

絶対に避けなければいけないことだと、私は思います。

 

少子化から脱却したフランスの政策には、

「国の本気」が見えます。

 

・育児世帯への予算GDP比3%(日本は0.75%)

 

・「N分N乗方式」の所得税(子が多いほど所得税減額)

 

・会社内の授乳場所設置の義務化

 

・ベビーシッターへの手厚い支援金

 

など、細かい政策には賛否両論あるでしょうが、

 

「フランスの未来を創るために、

新たな命を国全体で産み、育てよう」

 

という強い思いが、国民に伝わっていると感じます。

 

それに比べて、今の日本は、、、

 

もちろん、日本にも良いところはたくさんあります。

 

総合的な判断でこの国で生きていくならば、

国や会社に頼らない新たな収入源を、

自分達で創っていくしかないですね。

 

追伸;

 

本日の写真は、子ども達に

サプライズのケーキをプレゼント^^

 

「児童手当」は少額かもしれませんが、

そのお金で得られる家族の幸せは決して小さくはないと、

改めて感じています。

 

 

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藤沢涼


 

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