HMV渋谷が閉店に追い込まれた理由
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インターネットの拡大に伴い、
「ネットに喰われた」と事業撤退する
企業やサービスが増えています。
しかし、
ただただネットの繁栄を言い訳に、
事業の失敗を慰めるのは
いかがなものかと思います。
私は、10代後半から20代前半、
HMV渋谷に週3回以上通いました。
スタッフの手書きのポップを頼りに
世界中の最新楽曲に感動しながら、
音楽に没頭していきました。
何度も通うと、
スタッフも私の顔を覚えてくれて、
私が好きなSOULやR&Bのルーツである
70年代や80年代の
数々のアーティストを教えてくれ、
たくさんのCDを喜んで買っていました。
合計、200枚以上は買ったでしょう。
20代後半になり、
会社の仕事がとても忙しくなっても、
月に最低1回は通い続けていました。
ところが、少しずつ、
HMVに興奮しなくなりました。
それは、音楽への興味が
薄れたのではありません。
HMV渋谷の店内で輝いていた
手書きのポップが印刷になり、
文章の内容も、心が動かず、
「本当に勧めてるの?」
と感じるようなものに
なっていたからです。
そして、お客さんと
熱いコミュニケーションを
取るようなスタッフの方は、
フロアに見当たらなくなっていたのです。
ですから、2010年夏、
HMV渋谷の閉店が決まった時、
私は驚きませんでした。
ニュースでは、
「インターネット配信に押された」
「Amazonにシェアを奪われた」
「違法ダウンロードの影響だ」
などと言われていましたが、
私は、HMV渋谷が
お客さんへの愛を無くしたことが
一番の要因だと捉えています。
その証拠に、
同じ環境の変化の中で
手書きのポップを維持している
タワーレコード渋谷は、
今も愛され続けていますよね。
タワレコも、
米国の親会社は倒産してしまいましたが、
日本では、お客様目線を忘れない営業方針を
維持しているからこそ、生き抜けているのです。
インターネットによって
大きな大きな変化が起こっています。
ただ、それを言い訳にしたり、
逆に、それに甘えるようなことをしては
いけないと思うのです。
どんな変化の中でも、
お客様を大事にする心を忘れなければ、
お客様からも愛され続ける。
私はそう信じています。
藤沢涼
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