厚労省主催「過労死シンポジウム」レポート
※激戦の社長ランキングの中で、
藤沢涼が、光栄なことに、◯位です!!
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電通の過労自殺問題を受け、日本社会全体で
「過労死」問題への対策が求められている中、
厚生労働省が主催している
「過労死等防止対策推進シンポジウム」
を拝聴するため、内幸町イイノホールに来ました。
私は、高橋まつりさんの過労自殺を知り、
彼女が残した言葉を見てから、
今回の悲劇を他人事と思えません。
彼女が抱えた苦悩は、
私自身が電通の新入社員であった頃の苦悩と
完全に重なります。
だからこそ、
言葉を発することができなくなった彼女の代わりに、
私が、社会に声をあげ続けて、私にできることを
続けていきたいと考えております。
そして、電通を大きく変えて、
日本社会をも変えていくのが、私の使命だと捉えています。
その一環として、
亡くなった高橋さんのお母様が登壇される
本日のシンポジウムには、
高い意識を持って臨みましたので、
登壇された皆様がお話された内容を
レポートさせていただきます。
◆厚労省 塩崎恭久 大臣
過労死が国際語「Karoshi」となることは
誠に不名誉なことであり、国も是正に向けて
真剣に取り組んでいる。
働き過ぎによって心身の健康を損なう、
死に追い込まれることは
決してあるべきではないことであり、
ご遺族にとっては計り知れない悲しみがある。
厚労省は、過労死をゼロにし、健康で充実して
働くことに喜びを持てる社会にしていくために
数々の協力機関と共に努力していく。
◆超党派の衆議院議員
(馳浩氏、泉健太氏、高橋千鶴子氏を代表し、馳氏)
現場の状況をつぶさにチェックして、
36協定の検証を繰り返していく。
「これだけやって当たり前だ。
俺が若い頃はもっと働いていた。」
という時代ではない。
超党派で、力を合わせて、進めていく。
◆厚労省 村山誠課長
日本の労働時間が減っていると言われるが、
非正規の社員が増えているだけだ。
日本社会全体で過重労働問題が続いているのは
全く変わらない。
◆過労死防止全国センター共同代表 川人博弁護士
高橋まつりさんの死因は、以下の3つだ。
1.長時間・深夜・休日労働による極度の過労と睡眠障害
2.上司による人格を否定するハラスメント(パワハラ)
3.会社全体として労務管理が正しくされていない
業務量過多・人員不足の中で、
一方では過労死が発生し、他方では、
不正(課題請求や粉飾決算)が発生している。
「働く者の健康なくしては、
健全な経営は成立しない。」
◆北里大学医学部公衆衛生学 教授 堤明純 先生
労働者の自殺は、以前は50代が多かったが、
最近は低年齢化している。
「気分障害」(うつ病等含む)は、
日本ですでに100万人以上。
自殺の裏には「うつ病」があり、
その状況でも医療機関を訪れていないことは
大変な問題である。
セルフケアの支援が必要なので、
労使でのストレスチェックの徹底が大切である。
◆金沢大学 名誉教授 伍賀一道 先生
過労自殺(精神障害)は、この10年で7倍以上、
労災認定を断念しているご遺族も多いので、
実際はもっと増えているだろう。
長時間労働が多い業界は、飲食、医療、美容など。
これらの業界は、睡眠時間が奪われ、過労死が多い。
ただ、労働時間統計だけでは見えないものがある。
パワハラや、顧客からの無理難題など、
労働の量的側面に加え、質的側面を考えるべきだ。
裁量労働制の労働現場の方が、
圧倒的に労働時間が長くなる傾向がある。
ホワイトカラーエグゼンプションの法案が通ると、
労働者はさらに苦しむことになる。
◆仙台東北希望の会代表 前川珠子氏
13歳の男の子と私を残して、
准教授であった夫が自死した。
東日本大震災で被災し、ほぼ、1人で復旧に努力、
ようやく研究再開の目処が立ったところで、
解雇命令があり、1週間後、爆発するように、
自ら命を絶った。
「仕事が多過ぎるんだ、、、」
仕事が命の人だった。
彼から愛する仕事が奪われた状態を
想像することはできなかった。
でも、死んでしまいたいほど辛いと知っていたら、、、
私達の家族は無駄死にでは無く、
働くことの意味を、日本に問うている。
それを受け止めるのが、
日本に残されたすべての人の責任だ。
突然、仕事で家族の命を失った人のことを
想像してみて欲しい。
それは突然、誰の身にも起こる可能性がある。
過労死遺族として、誰もが幸せに働ける社会を、
日本に残していきたい、みんなで。
◆高橋幸美氏(電通で過労自殺したまつりさんの母)
最愛の娘・まつりが、会社の寮から投身して、
命を絶った。
「日本のトップ企業で国を動かすような仕事をして、
社会に貢献したい」
「私の班が優勝したんだよ!
憧れのクリエイターさんに褒められたことを励みに、
これからも、頑張るよ!」
娘は、笑顔で夢を語っていた。
しかし、しばらくすると、、、
「こんなに辛いとは思わなかった。
今週、10時間しか寝てない。
これからの道は自分で決めるから、
お母さんは口出ししないでね。」
「25年前の電通の過労自殺。
私、こうなってしまいそう。。。」
と語るようになった。私は、
「死んじゃダメ、会社辞めて!」
と伝えたが、その気持ちは届かなかった。
「年末には実家に帰るから一緒に過ごそうね。」
そう約束してくれていたのに、クリスマスの朝、
「人生も仕事も全てが辛いです。
お母さん、自分を責めないでね。」
とメールを残して、娘は命を絶った。
社員の命を犠牲にして、
売り上げを上げていく企業が
本当に日本のトップ企業か?
命より、大切な仕事は無い。
娘の死は、フィクションではない。
現実に起こったことだ。
娘の弾けるような笑顔も、永久に奪われた。
結婚して、子供が生まれ、続くはずだった未来は、
突然、失われてしまった。
大切な娘は、二度と、生きて戻ってくることはない。
そして今、この瞬間にも、
同じことが起きているかもしれない。
娘のように、苦しんでいる人がいるかもしれない。
経営者は、大切な人の命を預かっていることを認識して、
根本から、パワハラを許さない企業風土と、
残業隠しや業務のあり方を改善して欲しい。
政府にも、国民の命を犠牲にした経済成長第一主義ではなく、
国民の命を大切にする日本に変えてくれることを
心から願っている。
◆全国過労死を考える家族の会代表 寺西笑子氏
これまで、四半世紀以上活動してきたが、
労働基準法が守られていれば、
ほとんどの過労死は防げたと考えている。
長時間労働が当たり前、残業が当たり前、
定時で帰れるのは有り得ない、、、
そんな日本人の働き方は、「異常」だ。
今日登壇していただいた皆さん、
そして、参加してくださった皆さんと力を合わせ、
過労死の無い社会を目指し、一緒に歩んでいきたい。
高橋幸美さんがお話された時、私の瞳からは涙が溢れ、
メモを取っていたパソコンが見えなくなりました。
このような悲劇は、二度と、繰り返してはならない。
そのために、私も力強く、発信していきます。
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