■元電通マン【藤沢涼】の挑戦

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電通を退社し、稼げる個人、輝く個人(=フリーエージェント)を量産する為に活動しております。

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電通社員が過労死、繰り返される悲劇

2016年10月08日

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dentsu20161008

 

私が電通に入社する10年前、当時入社2年目の社員が

過労を苦に自殺したことを受けて、最高裁が、

電通に16800万円の支払いを命じるという

「電通事件」が起こりました。

(判決が出たのは、私が入社する1年前の2000年)

 

従業員の過労自殺に関わる損害賠償請求に関し、

因果関係を日本で初めて認めた、重大な事件です。

 

その反省をして環境改善していると期待し、

新入社員として働き始めた私に突き付けられた現実は、

想像を絶するような、地獄の日々でした。

 

「おまえは奴隷だ、発言権は無い。」

 

「終わるまで帰るな、寝るな。」

 

「おまえに残業をつける権利があると思うな。」

 

業務中に、突然、殴られ、蹴られ、恫喝される。

 

軍隊のような異常な縦社会の中で、

根性を叩き込むのが正義であるという文化が、

目の前にあったのです。

 

そして、悲劇は繰り返されました。

 

2015年、東京大学を卒業して

電通に入社した女性社員(当時24歳)が、

同年のクリスマスに、社員寮から投身自殺したのです。

 

彼女は、インターネット広告を扱う部署、

つまり、先日発覚したトヨタなどへの不正請求に

関連する部署に所属していました。

 

テクノロジーの進化が人間のリテラシーを超え、

マネジメントが追い付かない中で、

電通は古い体質を脱さないままに

根性で乗り越えることだけを若い社員に求め、

「不正請求」や「過労死」を起こしたのです。

 

亡くなった彼女のTwitterを見ると、

 

「君の残業時間の20時間は会社にとって無駄」

 

「会議中に眠そうな顔をするのは管理ができていない」

 

「髪ボサボサ、目が充血したまま出勤するな」

 

「今の業務量で辛いのはキャパがなさすぎる」

 

辛辣な言葉を上司から浴びながら、

毎日早朝までの長時間残業に耐えていたことがわかります。

 

これらが有力な証拠となり、労働基準監督署も早期に、

「過労死」と認定することになったのです。

 

私は、電通退社後、

「電通の闇」が「日本の闇」であると捉え、

様々な観点で情報発信し、問題提起してきました。

 

「過労死」が、国際語「karoshi」になるという、

恥ずかし過ぎる日本社会の現実に関しても、

一刻でも早く変えなければいけないと願ってきました。

 

私のメッセージが彼女にも届いていれば、

彼女の命を救うことができたかもしれないと、

自分の力不足を悔やんでいます。

 

電通で同じような苦しみを味わった私と、

彼女にもし接点があれば、私の叡智を、

彼女に授けることができたのですが、、、

 

東大を卒業し、電通に入社するという人生は、

一般的には、「勝ち組」だと思われるでしょう。

 

しかしながら、そこには本当の幸せが無いことを、

私は知っています。

 

一流大学、一流企業というレールには、

もう、過去のような幸せはありません。

 

時代は、大きく変わっているのです。

 

それでも、変わらぬ一般常識の中で、

社会的な体裁の良さと現実のギャップに

社員の心はどんどん破壊されていき、

逃げ出すことさえできず、刃が自分に向かうのです。

 

これからは、組織に属さずに、

個人がそれぞれの幸せな生き方を

自由に選択できる時代です。

 

だからこそ、

電通を脱藩した私が、自分の生き様を通して、

時代の変化を社会に示していきたいと考えています。

 

そして、これ以上、尊い命を自ら絶ったり、

心身を壊してしまう犠牲者を出さないように、

引き続き、情報発信力を磨いて、

社会に提言を続けていきたいと思います。

 

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藤沢涼

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会社と結婚して「Karoshi」する日本人

2014年09月04日

※藤沢涼は今何位??

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fuji-san

 

雄大な富士山の姿を眺めて、

心の底から癒されました。

 

寝起きの息子は

ご機嫌ナナメですが(笑)

快晴の中、富士山が持つ大きな力を

感じてくれたと思います。

 

さて、富士山は、海外でも、

「Mt.fuji」ではなく「Fuji-san」と

言われることが多いです。

 

「寿司=Sushi」

 

「忍者=Ninja」

 

「柔道=Judo」

 

「おたく=Otaku」

 

などと同じく、

国境を越えて伝わった

日本発の言葉ですね。

 

そのような言葉の中で、

本日私が取り上げたいのは、

「過労死=Karoshi」です。

 

過労死という概念は、

海外にはほとんどありません。

 

つまり、「過労死」が

常態化してしまっている日本は、

世界から見れば明らかに

異常な社会だということです。

 

それなのに、

日本人は日々の労働に疲れ果て、

この社会を変革しようという気力を

奪われてしまっています。

 

私はマスコミ業界にいたので、

特に、労働条件の悪い環境を

見てきました。

 

「彼、全然寝てなかった

 みたいだよ。。

 まだ若いのに・・・。」

 

明らかに過労が原因で

亡くなった方のご家族も、同僚も、

「致し方無い」と片付ける状況に

何度も遭遇しました。

 

もし、私もあのまま

会社員を続けていたら、

心身共にどこまで

健康を害していたか・・・。

 

想像すると、ゾッとします。

 

あなたも、

毎日、体力の限界まで働いて、

帰宅したら寝るだけ

という状況かもしれません。

 

そうであれば、

今後もそんな生活を続けていたら、

心身が腐っていくだけです。

 

そして、そんな状況で、

家族愛を育めるはずが

ありませんよね。

 

ですから、今一度、

考えて欲しいのです。

 

「あなたは、

 会社と結婚したのですか?」

 

「何の為の人生でしょうか?」

 

「誰の為の人生でしょうか?」

 

社会や会社が変わらないのであれば、

自分から働き方を変えるしかありません。

 

自分の幸せの為に、

家族の幸せの為に、

自ら、動かなければいけないのです。

 

私は、そのお手伝いをさせて頂く為、

一つのプロジェクトを立ち上げました。

 

→ http://fa-tribe.kir.jp/fats/faq

 

個人で出来ることは、

限りなく小さいかもしれない。

 

しかし、同志である半田さんと

力を合わせて、少しでも、

苦しんでいる方を救いたい。

 

その為に、信念を持って取り組む

壮大なプロジェクトです。

 

私は、「Karoshi」が世界語になるという

恥ずべき状況を、少しでも変えたい。

 

その為に、あなたの貴重なご意見を下さい。

 

お待ちしていますね。

 

 

 

藤沢涼

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