■元電通マン【藤沢涼】の挑戦

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「20年までに残業ゼロ」永守社長の英断

2016年10月26日

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family20161026

 

「モーレツ」経営者として名を馳せた永守社長が、

2020年までに、日本電産の残業をゼロにする構想を

決算説明会で明らかにしました。

 

116時間労働」

 

「元旦の午前中を除き365日働く」

 

「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できる」

 

このような発言を繰り返し、自ら、

誰よりも働いてきた永守社長の突然の方針転換に、

ネットでは否定的な意見も散見されます。

 

「サービス残業が増えるだけ」

 

「ブラック企業の言うことは信用できない」

 

「構想と言う名の妄想だ」

 

しかしながら、私は、永守社長の「英断」が、

「働き方改革」が求められる現代に、

極めて重要な意義を持つと感じており、

今後の日本社会の大いなる変化を期待しています。

 

過労自殺問題で非難を浴びている電通が、

「月5時間の残業制限」「22時消灯」という

まるで意味の無い愚策しか講じられない中で、

これだけ抜本的な施策を発表する姿勢は、

実に見事だと思うのです。

 

もちろん、実現までは前途多難であり、

社員や関係各社には多くの困難が伴うでしょう。

 

しかし、壁を乗り越えて、本当に実現した先には、

日本社会の新たなあり方が示されると思います。

 

そもそも、日本の長時間労働には、

多くの無駄があることは間違いありません。

 

「上司が帰らないと帰れない」

 

「中身より、長時間掛けたことが評価される」

 

「発注先の残業前提で仕事が発注される」

 

このような古い文化を見直せば、

日本の労働生産性は確実に高まるはずです。

 

そして、削られた残業代を

能力が高い社員に還元すれば、

社員の士気も高まっていきます。

 

産業界において、

非常に影響力のある経営者の決断ですから、

これが日本社会全体に拡がっていくことを

願っています。

 

「俺はこれだけ働いてきたんだ、お前もやれ」

 

これまで、日本社会の中で当然にあった不幸の連鎖を、

今こそ、断ち切るべきではないでしょうか。

 

永守社長は、残業ゼロと同時に、

女性の採用、管理職登用も増やすと発表していますから、

日本人の働き方の本当の改革が、始まると感じます。

 

伝統を守りながらも、革新していく「京都」。

 

その京都で、働き方も革新していく日本電産を、

私達は注視するべきだと思います。

 

そして、個々人が、時代の変化に寛容になり、

自ら率先して行動するリーダーになっていくべきですね。

 

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藤沢涼

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