■元電通マン【藤沢涼】の挑戦

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日本経済の「嘘」と「真実」~三橋貴明氏講演~

2017年05月15日

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日本経済をデータで分析し続け、社会の中にある

「嘘」と「真実」を、書籍等で発信し続けている

三橋貴明さんの講演を拝聴しました。

 

 

「国の借金が、国民1人あたり800万円」

 

「日本の借金は、1000兆円を超えた」

 

などと、日経新聞などがデタラメを書き続けますが、

三橋さんは一貫して、この「マスコミの罪」に対し、

「真実」を伝え続けてきました。

 

お金を借りているのは日本政府であり、

そのお金を貸しているのが、銀行等にお金を預けている

私達国民なのですから、真実は、完全に真逆です。

 

「私達は、日本政府に1人あたり800万円貸している」

 

ということなのです。

 

「財務省」や「マスコミ」の罠のせいで、

私達がお金を借りている「債務者」だと

誤解してしまっている方が多いのですが、本当は、

日本政府にお金を貸している「債権者」であり、

まるで反対なのですね。

 

数日前にも、

日経新聞がまた同様の嘘を書いていることに、

多くの日本人は気付いていません。

 

また、

 

「日本は破綻する!」

 

ということも良く言われますが、

日本が破綻するためには、

 

「国債の金利が急上昇すること」

 

「政府の借金が自国通貨建てではないこと」

 

が必要であり、

金利は上昇するどころか下落の一途ですし、

海外に借りている国債は全体の5%程度ですから、

破綻など有り得ないのが、現時点の日本の状況なのです。

 

三橋氏のご見解によると、

諸悪の根源は、橋本龍太郎政権。

 

1997年にバブル崩壊の後、緊縮財政をしたせいで、

極度のデフレになり、実質賃金指数も下がり続けています。

 

本来は、適度なインフレを保つ政策が必要でしたが、

全く反対に、増税などをし続けたために、

どんどん、抜け出せないデフレになっているのです。

 

日本は、海外に貸しているお金が930兆円、

借りているお金が610兆円で、実質、

320兆円の資産があり、これは、「世界1位」です。

 

つまり、世界最大の「お金持ち国家」なのに、

破綻だ、破綻だと叫ばれているという、

異常事態になっているということですね。

 

さて、黒田日銀総裁がお金をバラまき始め、

マネタリーベースは増え続け、

日本円は300兆円も刷られ続けました。

 

しかし、2016年はインフレ率-0.2%で、

2%のインフレターゲットは全く実現できていません。

 

日本の問題は、発行されたお金が、社会に流れず、

企業や個人も、お金を使わないことです。

 

お金の量が増えたとしても、

企業がどれだけ利益を出したとしても、

それが社会や個人に還元せず、国や企業に留保されれば、

経済成長は有り得ません。

 

これから、生産年齢人口がどんどん減り、

「超人手不足」社会に向かう日本において、

国や企業が生産性を高める投資をし続け、

貴重な人材に富を還元し続けることが、

極めて重要だということですね。

 

三橋氏のご見解は明快で分かりやすいので、

これからも学ばせていただきたいと思います。

 

追伸;

 

「私」から「母」へ、「息子」から「妻」へ、

「母の日」のカーネーションをプレゼントしました!

 

 

日頃から感謝の気持ちを伝えているつもりではいますが、

こうして、イベントにも乗らせていただいて、改めて、

息子と一緒にそれぞれの母に感謝することができて、

とても幸せです^^

 

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藤沢涼

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数字の「悪用」に騙されないように!

2016年09月19日

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ryo20160919

 

社会には数字の「悪用」で誤った印象を与え、

導きたい方向に誘導しているものが散見されます。

 

特に、テレビ番組などにおいては日常茶飯事で、

「あるある大辞典」の捏造事件の頃から

若干改善してはいるものの、油断は禁物です。

 

例えば、番組が独自に行った

極少数の方が対象のアンケートを

「日本人の声」として堂々と紹介しているものなど、

まだまだ、私達の「疑う力」が

必要とされるものが多くあります。

 

また、街の中にも、罠がたくさんあります。

 

その1つが、LEDPR広告で謳われた「普及率70%」。

5年前の当時、とても話題になりましたが、

この数字は「金額」ベースで算出されたものでした。

 

LED電球の価格は、白熱電球の30倍程度でしたので、

金額をベースとすると数字のマジックが起こり、

「普及率70%」ということになるのです。

 

しかしながら、一般的に使われている

「数量」をベースにすれば、25%です。

LEDを売りたい人は、

「すでに70%も普及しているんだ。

 出遅れないように、うちもLEDに替えなければ!」

という心理に誘導したいのです。

 

だからこそ、一般的ではない「金額ベース」を使い、

数字のトリックで人を動かそうとしたのですね。

 

このような、「嘘」ではないけれども、

「意図」された数字というのは、

世の中にたくさんあります。

 

その首謀者は、個人や企業はもちろん、

国であっても、例外ではありません。

 

広く知られるのが、農林水産省が発表している

「食料自給率」で、それが40%というのは、

「カロリーベース」で算出されたものです。

 

「日本の食は危ない」という

キャンペーンに頻繁に使われてきましたが、

実は、生産額ベースで計算すると、70%あります。

 

日本産のものを食べて欲しい立場にある人は、

カロリーベースの数字を声高に喧伝するのです。

 

また、日本の借金が1人あたり830万円というのも、

増税したい財務省の罠です。

 

借金しているのは政府であり、

私達は1人あたり830万円のお金を

日本政府に貸している立場にあります。

 

いつまでも、このようなおかしな表現が

是正されないのが奇妙ですが、ここは前向きに、

私達の思考力を育んでくれていると捉えましょう。

 

何も考えずに受け取ると、

誰かの思う壺にはまります。

 

数字は力が強いからこそ、その「使い方」、

そして「使われ方」には、十分に注意したいですね。

 

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