■元電通マン【藤沢涼】の挑戦

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マーブル状の「白」と「黒」、デジタルの罠

2017年01月19日

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電通勤務時代にお世話になった先輩Aさんと、

およそ5年ぶりにお会いしました。

 

私が病を抱えてしまった頃の直属の上司で、

大変ご迷惑をお掛けしたにも関わらず、

異動後も、退社後も、ずっと温かく、

私のことを見守ってくださっている方です。

 

京都の祇園では2人で何軒も飲み歩かせていただき、

テレビ番組の撮影現場では、多くの芸能人の方、

テレビ局の方、制作会社の方達との交流を楽しみ、

大変充実した時代をご一緒させていただきました。

 

20代でミーハーだった私が、

テレビ局のアナウンサーの方やタレントの方と

本当に嬉しそうに会話していたのを、

昨日のことのように思い出すとおっしゃっていました。

 

昨年、新入社員の過労自殺問題で

マスコミでは電通を糾弾する報道が続き、

私は、元社員としての声を多く求められました。

 

私自身、新入社員当時は過酷な超縦社会の環境で、

長時間残業だけではなく、

暴力などパワハラの被害も現実としてありましたから、

亡くなった彼女の気持ちがとても良く分かります。

 

ですから、電通社内にあった「罪」を、

私の体験談とともに、追及させていただきました。

 

しかしながら、Aさんとご一緒した時期のように、

私にとって「輝いていた電通時代」があったことも

1つの事実です。

 

マスコミの報道だけでは、

そのような「白」の部分は触れられず、

完全に「黒」として報道されていきますから、

偏り過ぎる印象を与えてしまうことは、

気を付けなければいけません。

 

私自身の媒体での発信もご覧いただいているAさんは、

そのバランス感覚をご理解くださっていますが、

周囲の関係者の中には、そうではない方も多いことを、

優しく、諭してくださいました。

 

あらゆる人も、あらゆる会社も、

単純に「白」か「黒」か決められず、両方の要素を持ち、

それがマーブル状に交差しているからこそ、

深みがあって面白いのだと、教えていただいたのです。

 

デジタル化社会は「0」か「1」かを合理的に決めるので、

あらゆるスピードが速くなりますが、「白」「黒」と同様、

大切な何かを省いていないか、随時、見直すべきですね。

 

私が男性不妊で子供を授かれない可能性があることを

Aさんもご存知だったので、

退社後に子供を2人授かれたことを、

心から喜んでくださいました。

 

また、ご自身の子供には女の子を望んでいたようで、

私が男の子に加え、女の子も授かったことを

本当に幸せなことだと気付かせていただきました。

 

「おまえ、儲かってるんだろ?

 でも、ちょうどこの前パチンコで勝ったからさ。」

 

そんな絶妙なセンスでご馳走してくださったAさんに、

直属の上司だった頃と変わらない、

大きな愛を感じました。

 

Aさん、本当にありがとうございます。

これからも、多くのことを学ばせてください!

 

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電通の元上司にいただいた年賀状の衝撃

2017年01月03日

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妻の実家で和室の心地良さに熟睡する子供達を見て、

心が癒されていたお正月でしたが、自宅に戻り、

年賀状を受け取って、その中の1枚に衝撃を受けました。

 

「年末で、TさんやKが会社を去りました。

 私もネクストキャリアを真剣に考えています。」

 

送ってくださったのは、電通の元上司Sさん。

 

Tさん、Sさん、Kさんの3人は、

私の電通人生の中でも大変お世話になった、

社内には珍しい、愛のある方々でした。

 

私が新入社員の時に暴力を振るってきた上司や、

その劣悪な環境を改善する意識が全く無かった

当時の管理職などとは大違いで、

人間味のある、尊敬できる上司達だったのです。

 

私が過労で入院したり、病気を抱えた時も、

仕事のことなどより、

私の身体のことを心配してくれました。

 

私が異動となり部下では無くなった後でさえも、

定期的に連絡をくださって、

私のことを心配し続けてくれた方達です。

 

昨年、各マスコミと共に

電通に切り込む報道をする際には、

電通社内にいるお世話になった元上司の顔が浮かび、

心苦しくなることもありましたが、

その代表的な3人でもあります。

 

そんな3人のうち2人が、昨年末で退社し、

残る1人も、次のキャリアを検討しているという事実に、

電通社内の大混乱が垣間見えます。

 

悪しき文化に染まらず、

改革していこうとする社員が離れ、

部下をアゴで使うような、

古い体質の社員が残っている現実に、

電通の未来がとても不安になりました。

 

電通には、抜本的な改革をして、

もう一度輝いて欲しいという私の気持ちは変わりません。

 

しかしながら、その可能性は、

急激に低くなっているように思います。

 

年末の「SMAP×SMAP」最終回で、

ソフトバンクの一夜限りのスペシャルCMを創った

クリエイティブ・ディレクターの澤本嘉光さんのように、

斬新な企画力と実行力があるのが、電通の強みです。

 

SMAP→SoftBank」だったロゴを

SoftBank→SMAP」とした上で、

最後のお父さん犬のセリフ、

 

「さよならじゃ、ないよな」

 

は、多くの方の感動を呼びました。

 

澤本さんがまだ電通にいることは安心材料ですが、

優秀な社員が続々と退社している現在、

 

「さよならじゃ、ないよな」

 

が、電通社内にも向けられた言葉なのではないかと、

勝手に想像してしまいます。

 

その言葉の宛先は、説明責任を果たさずに、

改革を実行せずに辞任を発表した石井社長なのか、

他の役員や社員達なのか、あるいは、

自分自身になのかはわかりませんが、、、

 

私は、電通を離れた方達が、

別の形で社会を改革していくこと、

そして、電通に残る決意をした方達が、

社内を改革し、その変化を社会に示していくこと、

それぞれを望んでいます。

 

その上で、私自身は、引き続き、

「個人の時代」を到来させるべく、

努力を続けていきますね。

 

Sさん、私が退社してから4年以上経つにも関わらず、

いつまでも私を見守り、

こうして年賀状も送ってくださって、

心より、御礼申し上げます。

 

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電通・石井直社長の「引責辞任」を受けて

2016年12月29日

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かつての上司達が頭を下げ続ける記者会見を見て、

心苦しくなりました。

 

 

石井社長、中本副社長、越智局長、

電通の記者会見に登壇した3名は、

私の電通人生で大きな影響を受けた方々です。

 

 

ですから、感謝の念を持つ先輩達が、

社会に対して謝罪をしている姿に、

悲しい感情を抱いたのは事実です。

 

しかしながら、石井社長の言葉の通り、

すべての責任は経営側にあります。

 

「過剰なクオリティ志向」

 

「過剰な現場主義」

 

「強すぎる上下関係」

 

電通が認めた改善点の中で、

特に、最後の「強すぎる上下関係」、

つまり、「軍隊的な超縦社会」を是正する策を

これまで全く講じてこなかったことが、

悲劇の発端だと考えます。

 

大きな会社なので、

部署によっては別会社のように風土が違います。

 

元同僚の中でも、

クリエイティブやマーケティング部門にいる社員は、

上下関係が無くフラットな環境で、自由に働いています。

 

ところが、

今回亡くなった女性社員が在籍した部署のように、

部分的にでも、部下を奴隷のように扱う

異常な文化が残っているのが、現実です。

 

私自身も、新入社員の時には

そのような文化が最も色濃く残った部署へ配属になり、

実体験として、愚かで、恐ろしい光景を目の前で見て、

生きる意味を見失った時期がありました。

 

ですから、私は何度も言い続けていますが、

次の犠牲者を出さないためにも、

この悪しき文化の抜本的な改革が急務だと考えています。

 

その改革案が発表されると期待しましたが、

石井社長は、「辞任」という形で責任をとると発表しました。

 

このことに関して、私は、とても残念に感じています。

 

「鬼十則に疑問を持ったことは無かった」

 

と言うのであれば、

 

 取り組んだら「放すな」、 殺されても放すな、目的完遂までは・・・。

 

この言葉の通り、電通の抜本的改革を成し遂げるまで、

責任を持って、命を懸けて、取り組んで欲しいと思うからです。

 

その後、記者に詰められて、

 

「鬼十則には、一部、誤解を招く表現があったり、

 時代に合わない内容があったと認識している」

 

と改めましたが、

そうであれば、現時点のトップとして、

時代に合わせた新たな社訓を掲げるなど、今こそ、

強いリーダーシップを発揮するべきではないでしょうか。

 

石井社長は、広告マンとしては、

とても素晴らしい、尊敬できる方でした。

 

だからこそ、この難局からも逃げずに、

立ち向かって欲しいと願っています。

 

そして、現役の電通社員や、関係者の皆さんも、

もっと主体的に取り組み、個々人でできることを

積み重ねて欲しいと思います。

 

今回の悲劇を止められなかったのは、

彼女の周囲の社員だけでは無く、退社した私を含めて、

あの文化を変えられなかったすべての人間に

少なからず責任があるという意識が大切だと思うからです。

 

そのような意識を持つからこそ、私も微力ながら、

こうして発信させていただいているのです。

 

発注先に無理難題を押し付けすぎていないか、

自分の後輩に厳しすぎる指導をしていないか、

生産性の低い仕事を疑問も持たずに続けていないか、

電通に関わる人間だけでは無く、社会全体が、

「自分ごと」として今回の問題を捉えることが、

「働き方改革」の大きな一歩だと考えています。

 

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電通「ブラック企業大賞」と「書類送検」

2016年12月28日

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厚労省東京労働局は、法人としての「電通」と、

過労自殺した社員の当時の上司である幹部1人を、

労基法違反で書類送検しました。

 

 

捜査自体は年明け以降も継続する中、

強制捜査から「1ヶ月半」という異例の早さで、

立件されたのです。

 

未だに「電通をスケープゴートにするな」という

見解も多くありますが、私の友人や親族が勤める

マスコミ、商社、証券会社、メーカー、あらゆる企業が、

「電通の問題があったから」という理由で、

残業を抑制したり、休暇を取得するようになっています。

 

つまり、電通の問題を見つめることにより、

社会全体で労働生産性を上げることを意識していることは

間違いの無い事実です。

 

ただ、私が懸念しているのは、

問題が「時間」だけになっていることです。

 

たとえば、エイベックスにも

労基署の是正勧告がありましたが、

音楽活動を長く続けてきた私にとって、

あの業界を「時間」で縛るのが難しいことは

よくわかります。

 

好きで仕事をやっていて、

「仕事」と「遊び」の境界線が無い状態だと、

いつまでも働き続けてしまうのです。

 

そして、松浦勝人社長も発信したように、

その「夢中」の先に、社会を「感動」させるものが

生み出せるのです。

 

広告も、クリエイティブの分野においては、

音楽と似た背景があるでしょう。

 

ですから、「働き方改革」という視点で見ると、

「時間」だけではなく、その仕事に自分の意思では無い、

誰かの「強制力」が働いているかどうかを判断することが

大切だと考えています。

 

電通で亡くなった女性社員には、

明らかに「強制」がありました。

 

本人は強い異動希望を出していて、

SNSでもずっとSOSを出していたのに、

負荷の大きな仕事を与えられ続けた上で、

セクハラ・パワハラも受けています。

 

そこに軍隊的組織としての強制という罪があったことを

もっと責任追及していくべきだと考えています。

 

一方、社内だけではありません。

 

その仕事を電通に依頼したクライアントも、

電通への長時間労働の「強制」があったのでは無いか、

そして、またその先には、利便性を求めた消費者が、

企業にサービスを強制しているのでは無いか、

そのような視点で俯瞰的に、考察すべきだと思います。

 

「レストランは24時間営業していて当然」

「宅配は指定日時に届いて当たり前」

一般消費者のそのような社会への甘えが、

日本を過労社会に導いているということです。

 

「ブラック企業大賞 2016」という

不名誉な烙印を押されてしまった電通は、

年末までに発表するとしていたネット広告の

不正請求に関する全容解明を1月末までに延期し、

報告すると発表しました。

 

年内には解決せず、爆弾を抱えたまま、

年を越すことになります。

 

2016年に膿を出し切れずに残念ですが、

電通の問題を日本全体の問題、

そして、個々人の問題として捉え直し、

「糾弾」「破壊」だけではなく、

2017年には「創造」「再生」していけるように、

私達11人も意識改革していきたいですね。

 

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電通、SMAP、ジョージ・マイケル…

2016年12月27日

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昨年のクリスマス当日に、

電通の後輩社員が自死を選んだ悲劇を受け、

今年のクリスマスは、とても複雑な心境でした。

 

家族と穏やかな時間を過ごしながらも、

ふと彼女のことを思い浮かべては、

悲しい気持ちを抱えていました。

 

 

亡くなった彼女のお母様の手記は、

このような言葉で始まっていました。

 

「去年の1225日、

 クリスマス・イルミネーションできらきらしている

 東京の街を走って、警察署へ向かいました。

 

 嘘であってほしいと思いながら・・・。」

 

彼女の死が、日本の働き方を

変えるきっかけになっていることは

間違いありません。

 

しかし、生きて社会に貢献したいと願った

彼女の気持ちを考えると、彼女も、お母様も、

本当に悔しいでしょう。

 

そして、抜本的な改革が期待される電通は、まだまだ、

明確な方針を打ち出したとは言い難い状況です。

 

私は、彼女のお母様の思いを見て、完全に同意でしたので、

原文のまま、引用させていただきます。

 

「会社は、夜10時以降消灯をしているとのことですが、

 決して見せかけではなく、本当の改革、

 労働環境の改革を実行してもらいたいと思います。

 

 形のうえで制度をつくっても、人間の心が変わらなければ

 改革は実行できません。

 

 会社の役員や管理職の方々は、

 まつりの死に対して、心から反省をして、

 二度と犠牲者が出ないよう、決意していただきたいと思います。

 

 そして社員全ての人が、

 伝統を重んじることに囚われることなく、

 改善に向かって欲しいと思います。

 

 日本の働く人全ての人の意識が変わって欲しいと思います。」

 

あまりにも古いピラミッド型組織、

 

パワハラ・セクハラが横行する社内風土、

 

社員の命である「時間」を軽視する経営、、、

 

すべてをゼロから見直して、働き方を再生するべきです。

 

クリスマスには、もう一つ、悲しいことがありました。

 

クリスマスの定番ソング「ラストクリスマス」を

作詞・作曲し歌ったジョージ・マイケルが、

クリスマス当日に亡くなってしまいました。

 

また、昨夜は、想像より呆気なく、

日本のエンターテイメントを20年間も彩ってきた

SMAP×SMAP」が終了し、寂しさを抱く年末です。

 

このような世相を受け、例年より一層、自分自身を見つめ直し、

来年以降の生き方を定める年の瀬にしたいと思います。

 

追伸;

 

1/22のワークショップは、満員御礼となりました。

お申込みいただいた皆様、誠にありがとうございます。

 

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週刊文春「電通の真実」激震ドキュメント

2016年12月15日

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ベッキーの不倫報道などスクープを連発し、

2016年の多くの話題を放ってきた週刊文春が、

「電通の真実」を報じています。

 

 

 

1.電通社員にライターで焼かれた女子大生

 

2.労基署に行けば解雇と通告された契約社員

 

3.ライザップへ3億円恐喝未遂で懲戒解雇の元社員

 

4.森喜朗に400万円献金、東京五輪をめぐる蜜月

 

今回の記事化にあたり、私も週刊文春の記者さんから

複数回、ご取材いただきました。

 

そして、彼らがこれだけのスクープを出せる勝因を

目の前で見せていただきました。

 

文春の記者さんは、「1行の裏取り」のために、

莫大な時間とお金を掛けるというポリシーで挑みます。

 

その過程では、取材に掛けた時間やお金が

全くの無駄になることも、当然、多くあるそうです。

 

しかしながら、たとえそうなったとしても、

「疑わしきは罰せず」という精神で挑み、

明らかに「黒」であると確定したことだけを

記事にしています。

 

また、お金目的のタレコミは相手にせず、

自らの足で掴んだ情報だけを報じているのです。

 

社員手帳から「鬼十則」を削除するなど、

表向きには、少しずつ変化を見せている電通。

 

ところが、これだけ社会で問題視される中で、

女子大生の腕をライターで焼く社員がいるなど、

言語道断でしょう。(この事件は報道過熱後)

 

文春の記者さんは、こうおっしゃっていました。

 

「今回、取材を進める中で、

 驚くべき電通の実態が明らかになりました。

 1度徹底的に糾弾し、改革を促さなければ、

 電通も日本も変わらないでしょうね。」

 

私も、「長時間労働」だけではなく、

パワハラ、セクハラなどが横行する

電通社内の悪しき文化を変えなければ、

何も変わらないと訴え続けてきました。

 

ですから、今回の記事で指摘されたように、

電通の中に眠る異常な体質を早急に変えることが

極めて重要だと考えています。

 

また、昨今の電通の問題に対しては、

 

「電通をスケープゴートにするな」

 

という声も大きくなってきましたが、

私は、罪を犯した人や組織は糾弾されて当然であり、

その原因や改善策を社会で考え、

当事者以外の個人や組織の「教訓」へと昇華することが

社会を変えることにつながると考えています。

 

そして、記事の中でも触れられている通り、

「クライアントの何でも屋」である電通の問題は、

仕事を与えるクライアント側にも元凶があるのではないか、

という視点も含めて、引き続き、考察すべきだと思います。

 

インターネット広告の不正請求という詐欺事件の詳細、

強制捜査の結論が発表されるであろう年末年始、

電通が社会にどう発信し、どう変化していくのか、

私自身も古巣の言動を見つめて考察した上で、

あなたの考える機会にもしていただきたいと願っています。

 

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取材を受けた電通社員に「戒告」の懲戒処分

2016年12月03日

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ryo20161203

 

電通の抜本的改革を期待して待っている中、

改革とは逆行するような、社員を懲戒処分にした

悲しい事実が明らかになりました。

 

NHKの取材に対して、

「自浄能力が無い会社だと思う」

と顔を出して答えた社員に対し、石井社長は、

始末書を書かせる「戒告」処分を与えたのです。

 

これに対しては、同社の社員からも、

 

「ごく普通の意見で処分の必要無し」

 

「経営に都合の悪い話を締め付ける目的」

 

「かわいそう、、、」

 

という、同情の声ばかりが出ています。

 

石井社長は、

強制捜査の日に行われた社員への説明会で、

 

「社員の皆さんの声を取り入れたい」

 

「ご自分の考えを述べることは構わない」

 

と伝えていたのですが、

その通りに言動した社員を、

戒告処分にしてしまったという明らかな矛盾が、

そこに横たわります。

 

この現実に、「本音」と「建前」が透けて見え、

電通の軍隊気質が改めて露呈されたと言えるでしょう。

 

10月中旬には、安倍官邸に石井社長が呼び出され、

直々に注意を受けていたようですが、、、

(その安倍首相は、東京五輪への悪影響を懸念している模様)

 

会社を少しでも「変えたい」と願う社員を

このような形で潰してしまうようであれば、

これからも、大きな変化は期待できません。

 

現在ノミネートしている「ブラック企業大賞2016」も、

受賞間違い無しではないでしょうか。

 

電通に関しては、労働局の捜査結果発表や、

不正請求事件の全容発表が、これから行われます。

 

違法な長時間労働とその隠蔽が確定し、

取引先への詐欺が巨額であることが判明したら、

電通へのバッシングはさらに大きくなるでしょう。

 

私は、戒告を受けた社員が悪いとは思いません。

 

そして、その社員の年代を間違え、

モザイクなしの顔出しで報道したNHK

必要以上に責めるつもりもありません。

 

一番問題視しているのは、

社外に対しても、社内に対しても、

電通の変化に向けた言動を全くしない

経営陣や、社員達です。

 

組織や既得権にしがみつくような生き方は、

これからの時代では価値を持ちません。

 

坂本龍馬が「脱藩」したように、

織田信長が「新たな社会体制」を作り上げたように、

混乱する時代の中では、横紙破りな存在が必要です。

 

会社に「依存」するのではなく、

少なくとも、「心の脱藩」をして、俯瞰的に、

自社や自分を見つめることが重要なのではないでしょうか。

 

私は、電通に関しては、年末年始に、

きっと大きな動きがあると睨んでいます。

 

その中で、状況を注視しながら、

私自身のフィルターを通した問題提起を、

発信し続けたいと考えています。

 

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「AERA」「週刊現代」に藤沢涼見解掲載

2016年11月14日

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本日(11/14)発売の「AERA」と「週刊現代」に、

電通の過労自殺と強制捜査に関する私の見解を

掲載していただいております。

 

AERA」は大特集「電通と過労死」の中で、

 

「電通だけじゃない、過労死寸前なのは私だ。」

 

と題して、今回の問題は、電通だけではなく、

日本社会全体で考えるべきだと主張する内容です。

 

dentsu20161114_1

dentsu20161114_6

 

AERA編集部が調査を実施したところ、

 

・自分も今、過労で死を考えている 3.7%

 

・過去に、過労で死を考えたことがある 27.1%

 

・近くに過労で追い込まれている人がいる 51.4%

 

と、なんと合計で8割以上の方が、

「身近に過労死がある」と答えています。

 

日本中で「仕事が人々を破壊している」という

悲しい現実に対し、独自の取材結果を元に、

これからの日本の働き方を問題提起しています。

 

その中では、「過剰品質」を求める

日本のあり方自体の是正も示唆していて、

直接的、間接的に、

 

「あなたも誰かを追い詰めている」

 

という見解は、日本社会に生きる私達全員に、

一読の価値があると考えています。

 

私自身は、この特集の中で、

電通の異常な体質の実態を語る役目を

担わせていただいております。

 

dentsu20161114_2

 

続いて、「週刊現代」です。

 

dentsu20161114_3

 

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週刊現代の中で私の声を取り上げていただくのは、

今回で2回目です。

 

「天下の電通 屈辱の強制捜査 全内実」

 

と題された記事の中では、

117日に、厚労省が88名の大所帯で

電通本社および3支社を強制捜査した経緯と、

今後の展望が記されています。

 

塩崎大臣は、これまでの厚労省の是正勧告に

全く応じてこなかった電通に激怒し、

電通を「容疑者」とみなして本気で動いています。

 

「加重労働撲滅特別班(かとく)」という

特殊部隊を動かし、経営陣の責任を問うべく、

徹底的にやる準備を進めているのです。

 

この記事の中で、私は、

電通社内の残業隠蔽の実態を明かしています。

 

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少なくとも、私が勤務していた4年前まで、

電通社内では残業を過少申告することが

「暗黙の了解」でした。

 

この悪しき風土に全く対策を講じず、

長年放置し続けてきた経営陣、特に、

石井社長の責任は極めて重いと言えるでしょう。

 

AERA」、「週刊現代」両誌の記者さんにお伝えし、

記事にも掲載していただきましたが、私は、

電通社員の労働規範「鬼十則」を見つめ直すことが、

電通にとっても、日本にとっても、

大変重要なことだと考えています。

 

電通が大きく変わることができれば、

日本も変わることができると、私は信じています。

 

そのためにも、こうして、私の声が

日本の改革に少しでも寄与できるよう、

これからも努力を続けていきます。

 

本日(11/14)発売の「AERA」と「週刊現代」、

是非、ご覧になってくださいね。

 

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藤沢涼

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電通に強制捜査、某テレビ局から取材打診

2016年11月07日

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ryo20161107

 

東京労働局などは本日、労働基準法違反の疑いで

電通本社と3支社を家宅捜索しました。

 

「任意調査」から「強制捜査」に切り替わり、

違反が確認されれば、「書類送検」する方針です。

 

いよいよ、国も本格的に動き始めたことで、

私に対しても、改めて、複数のメディアから

取材の依頼が来ています。

 

その中で、新聞、雑誌だけではなく、

某テレビ局からも、声を掛けていただきました。

 

ほとんど沈黙していたテレビも動き始めたことは、

社会が大きく変わる転機になると考えています。

 

これまで、私があらゆるメディアにおいて

電通を糾弾してきたことに対し、日に日に、

私を非難する声も大きくなってきました。

 

「お世話になった会社に牙を剝くのは如何なものか」

 

「そのような態度は、結局自分の身に跳ね返ってくる」

 

「メディアを利用した売名行為ではないか」

 

当然、あらゆるご批判があることは承知の上でした。

 

しかしながら、私には、

社会を改革する使命があると考えているので、

何を言われても、自分の信念を貫いていきます。

 

今、この状況で私が沈黙をしてしまったら、

電通のありのままの実態が社会に伝わらず、

社会全体で「働き方」を見直していくという

大きな改革の機会を見失います。

 

亡くなった彼女のTwitterを見た時、

そこにあった言葉は、

私が電通の新入社員時代に抱えた苦悩と

全く同じでした。

 

だからこそ、私は彼女の「代弁者」として、

社会に働き方の変革を問います。

 

「電通だけの問題ではない」

 

もちろん、その通りです。

 

だからこそ、

今は電通の問題を徹底的にあぶり出し、

会社のあり方を大きく変えていくことで、

その流れを日本中に拡げていく必要があるのです。

 

さて、昨日から募集している

「エニアグラムマスター・ワークショップ」、

大変多くのご反響をいただき、誠にありがとうございます。

 

私が尊敬する起業家の方達からもお申し込みをいただき、

社会の流れに敏感な皆様にも、私の信念が伝わったことを

大変嬉しく思っております。

 

私達は、自分を知り、他人を知らなければいけない。

 

相手の心をしっかり見つめられるようになれば、

長時間労働を放置したり、セクハラ、パワハラで

人を追い込むようなことはしないでしょう。

 

また、必要以上に、人間関係でストレスを抱えることは

無くなるでしょう。

 

この国は、「心」を失っています。

 

ですから、今こそ、社会全体で心を再生するために、

11/23(水・祝)、渋谷Hikarieにいらっしゃってください。

 

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残り15名になります。

 

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藤沢涼

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「批評家」に留まらず、「行動家」へ

2016年10月21日

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family20161021

 

日本社会への「批判」はこれまで多く繰り返され、

国民も、メディアも、政治家も、

「今すぐ変化すべきだ」と言い続けてきました。

 

しかしながら、変化を求めながらも、実際は、

その変化を恐れ、行動が全く伴っていません。

 

選挙の投票率が上がらないことも、

国民が行動していないことを如実に表しています。

 

現在、社会の中には、様々な「歪み」が生じ、

それが国民を苦しめています。

 

ところが、国民の多くは、

その「歪み」を批判するだけで、

具体的な行動をしません。

 

現状に対して、自分は支持していない、

という態度を示しながらも、

現状を容認してしまっているということです。

 

今、私達に必要なのは、「行動」することです。

 

もちろん、「批判をする」ということも、

何もしない人に比べると動いていることになります。

 

ただ、批判するだけで終わってしまったら、

これまでの過ちを繰り返すだけです。

 

具体的に、自分がどう行動していくのか、

その行動の利益が、社会にどう還元されるのか、

それを真剣に考え、実際に動き出さなければ、

日本社会はいつまでも変わらないでしょう。

 

この度の電通の過労自殺を受けて、

私自身は、複数の行動を始めています。

 

1つ目は、ビジネススクールの設立です。

個人でできるビジネスは、

「怪しい」「詐欺だ」「胡散臭い」など、

否定的な意見が散見されます。

 

実際に、一昔前は、そのようなものも

混在していたと思います。

 

しかし、現在は、素晴らしビジネススキームが

確立されていて、その再現性も高まっています。

 

ですから、

現在会社員である方、あるいは、これから、

社会に出る方に、会社への就職以外の道を提案し、

学び合う場を作りたいと思っています。

 

この場が、現在の働き方に苦悩を抱え、

未来に不安を持つ方を救うと信じています。

 

2つ目は、「心」の教育です。

 

自分を知り、他人を知ることで、

コミュニケーションによるストレスを

緩和することが可能だと考えています。

 

多くの人の人格は、幼少期の経験、

特に、両親との関係性で決まっています。

 

そうして築かれた個々人の違いを理解することが、

ストレス社会を癒していくと考えています。

 

私自身にとっても、人生を大きく変えるような

素敵な方との出会いと深い学びがありましたので、

きっと多くの方が必要とするものだと捉えています。

 

こちらは、まずは身近な方に、近日中にご案内します。

 

3つ目は、マスメディアへの取材記事掲載です。

現在、複数の新聞社さん、雑誌社さんから、

取材のご依頼をいただいています。

 

私の見解がすべて正しい訳では無いですし、

反論ある方もたくさんいるでしょう。

 

しかし、今回のことを風化させないためにも、

私がマスメディアで語り、活発な議論をし続ける環境を

維持したいと考えています。

 

私自身が批判の矛先になる可能性も大きくありますが、

それでも、声を求められる限り、

お受けするのが私の使命だと思っています。

 

その他、まだ公にはできないプロジェクトも含め、

主体的に、積極的に行動を続けています。

 

現状維持が一番ラクです。

 

しかし、全員がそう考えてしまうと、

日本には、明日がありません。

 

ですから、私達は今こそ、

「批評家」から「行動家」へと

生まれ変わるべきではないでしょうか。

 

そのためにも、私は多少のリスクもとりながら、

社会を大きく変えられるように

活動を続けていきたいと思います。

 

あなたが、少しでも行動し、

人生を変えるきっかけを創れたら幸いです。

 

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